PSP goを愛する会

初代PSPの悪夢がよぎり、予約開始と同時にボタンを連打したPSP go。実際にはそれ程売れず、どこでも買えるどころか一部では悲しい価格で売られていることもありました。僕も入手した途端に興味を失って、ほぼ放置…。
今まで僕がPSP goを要らない子扱いした理由を考えてみました。

・UMDがない。今までのゲームができない。
・独自コネクタの採用。おまけに純正ACアダプタからしか充電できない。
・PCに繋げば充電できるが、PSP go本体をUSBモードにしないといけない。
・つまり、電源が入らない状態（バッテリが空）では純正ACアダプタがないとどうにもならない。
・高い。

まあ最後の「高い」は買っちゃった後なんでいいんですが、PSP-2000/3000を持ってる人が買い換えるメリットって殆ど感じられなかったんですよね。そんな僕の目を覚ましてくれたのはtorneでした。そう、torneで録画した地デジプログラムを移動中に見るためのビューワーとしてPSP goに白羽の矢を立てたわけです。何と言ってもPSP goは小さくて軽い。iPhoneよりほんの少し大きくて重いだけです。PSP-2000/3000を胸ポケットに入れてる人は笑われますが、PSP goを入れてても誰も気がつかないと思う。

で、次にUMDの問題。よく考えたら、最近はPS3でのオンラインゲームばっかりやってて全然PSPでゲームしてませんでした。しかも僕の場合、過去にやったゲームを引っ張り出してやることもないし、あれ？今までのUMDタイトルができないところで別に何の問題もないんじゃねーの、ということに気がついてしまったわけです。どうしてもやりたくなったらPSP-2000充電すればいいだけだし。
加えて、新作ゲームのダウンロード販売が思った以上に便利だということにも気がついてしまったのです。MGS/PWをPS3経由で買ったんですが、新作だからといって予約する必要も無し、ゲーム屋の閉まる時間を気にする必要も無し。PSP goにインストールしてしまえばUMDのぎーぎぎっぎー音も無く、快適にプレイできるってもんです。僕は飽きたゲームを中古で売るということをしないコレクターなので気になりませんが、飽きたら売って新作の軍資金に充てるという方にはダウンロード販売は厳しいかもしれないですね。メーカーとしてはこの流れを断ちたいんでしょうけど…。

軽い、小さい、画面がキレイ、とコンテンツを新たに入手するのであれば、良いことだらけのPSP go。
問題は充電であります。まずバッテリの交換ができない。これは例の大人の事情とかがありそうですが、とにかくバッテリは交換不可。
充電は先に書いたように制約が多い。というわけで、うちで売ってるケーブルは是非常備しておいてください。これがあればバッテリが空になっても、USB外部バッテリしかない状態でも充電が可能です。
純正ケーブルしかなくて純正ACが手元にない…しかもバッテリが空になってPCからの充電もできない！そんなときは…。純正ACと同じ仕様のアダプタを探しましょう。ヒント:D+/D-短絡。

というわけで、僕はもう完全にPSP goに乗り換えました。PS3 + torne + PSP go + PocketWifi、これで世界は僕のもの。

追伸。ピースウォーカー二回目の硬さは異常。

リトラクタブルケーブル for PSP go　¥980-